インドの裁判所が中国動画アプリTikTokを「ポルノ助長」で禁止するよう政府に求めたことを「reuters.com」が伝えています。
4月3日、南インドのタミル・ナードゥ州にある最高裁判所は、TikTokを使用していた子供たちは性的搾取にさらされることに対して脆弱であると述べ、 政府にアプリの使用禁止とダウンロードの禁止を求めるとともに、TikTokのビデオをメディアで放送するべきではないと述べています。
インドでは、農村部を中心に2億4千万回以上ダウンロードされているとのこと。
2月にタミル・ナードゥ州のIT大臣は、より挑発的なダンス内容のいくつかを「耐え難い」とロイターに語っており、インド人民党(BJP)に近いヒンズー教国家主義協会はアプリが禁止されるように要求していました。
TikTokの運営会社「Bytedance」は、言論の自由を理由に最高裁判所の命令を無効にするよう要求したとのこと。
SNSには「裁判所の判断に感謝！」「素晴らしい。」「TikTokはこの国の多くの人々の隠された心理的無秩序を引き出す。」「いくつかの国はすでにこのアプリを禁止しているのに、なぜインド政府は沈黙しているのか。」などのコメントがあがっています。
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