ノーベル平和賞のマララ・ユスフザイ、襲撃後初めてパキスタンに帰郷するも冷ややかな声





2014年のノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイ氏(20)が、約5年ぶりにパキスタンに帰郷したことを英通信社「uk.reuters.com」などが伝えています。



2012年に武装勢力タリバンに襲撃されたユスフザイ氏は、英国で治療を受け回復後は家族とバーミンガムに住むことに。女性教育活動家として活動しながら昨年オックスフォード大学に合格しています。

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現地時間の3月29日に帰国したユスフザイ氏は、パキスタン首相と面会し、31日は故郷のスワト地区を訪れました。ユスフザイ氏には、セキュリティーとして15台の武装した警察車両が配備されていたとのこと。



国営テレビに出演したユスフザイ氏は「祖国に足を踏み入れることを5年間夢見てきました。」「私の人生で最も幸せな日です。」と語り、いずれはパキスタンに戻りたいと明かしました。

パキスタンのユスフザイ氏に対する意見は「国際的に尊敬する人物」と「西洋のピエロ」の二手に分かれた状態となっています。

SNSでは、「勇敢な行動!」「彼女は賢明で素晴らしい人。」などの称賛の声より「彼女は露骨に利用された。」「この女性を高く評価することは出来ない。パキスタンの人たちは自国で努力をしてきた。」「彼女は伝統を壊そうとしている。」「祖国で活動をするべき。」「他の被害者がマララのようには扱われないのはなぜ?」などの意見が多く寄せられています。



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