台湾、孤立化を推し進める中国の動きに抗議





台湾の世界的な孤立を強める中国の最近の動きを台湾が非難したことを「Fox News」が伝えています。



台湾台北は木曜日、中国が台湾の存在を否定しようとする試みを拒否すると非難。

外務省のAndrew Leeスポークスマンは記者会見で、「台湾の主権を破壊し、世界地図から削除しようとしている。」「台湾の国民はそのようなことを受け入れないと信じている。」と述べました。

最近の中国は、国際航空会社に台湾をウェブサイト上で、別の国として紹介することを拒否。また、台湾の中心都市で来年に予定されている青少年大会の開催権を撤回するよう、アジアオリンピック委員会に要請したとも言われています。

北京の行動は、台湾の孤立を高め、中国との政治的統合を目指すことを目指しており、台湾はすでに国連などの主要国際機関から除外され、中国は着実に台湾の外交パートナー数を奪い取っています。

北京はまた、島周辺のパトロールに戦闘機を送り、台湾海峡側で戦争ゲームを行って軍事的脅威を強化。

ハイテクノロジーの才能がある台湾の若者を、台湾市場よりもはるかに大きな市場である上海や北京などの都市で働くよう、特典を用意して引き抜いているとのこと。

中国は、台湾が中国の支配下に入るという中国の主張を拒否した蔡英文(Tsai Ing-wen)氏が台湾大統領に就任して以来、ますます圧力の厳しさを増大させており、台湾政府は「台湾は、中国の行動を可能な限り強く非難する」と声明を出しています。

SNSでは、「台湾にとって恐ろしい動き。」「この動きは中国の恥。中国は中国。台湾は台湾。」「中国は国際会社を強制できる財政力を持っている。」「台湾は中国の圧力に屈することはない。」「世界が一国の主張に従うのはおかしい。」などのコメントがあがっています。



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