世界最高齢の128歳のチェチェン人女性のインタビュー内容をイギリスの日刊タブロイド紙「The Sun」などが伝えています。
今年で129歳になるというコク・イスタンブロヴァさんは、ロシア革命、内戦、第二次世界大戦、カザフスタン、シベリア、ソ連崩壊に2つのチェチェン戦争、そして国外追放を生き延びてきたとのこと。
ロシアで作成されたパスポートによると、コクさんは1889年6月1日生まれで、スターリンによって第二次世界大戦中に追放された後、現在はチェチェンに戻り生活しているのだそう。
「それは神の意志でした。私は、長生きするために何もしませんでした。」
「私は、長生きするためにスポーツや食生活などに色々と気をつけている人々を見ますが、私には今までの人生でそのようなアイディアは持っていません。」
▼こちらがコクさん
World’s oldest EVER woman’ who claims she is turning 129 says she’s not had a single happy day in her life https://t.co/6h246S8ngv
— The Sun (@TheSun) 2018年5月16日
「私は幸せな1日を一生のうちに過ごしたことがありません。私は庭を掘って、常に必死に働きました。」
「私は疲れています。長命は全く私のための天の賜り物ではありません。罰です。」
コクさんの唯一残っていた娘は5年前に104歳で亡くなったとのこと。
コクさんはとても厳しい規則の中で育ったと語り、首が少しでも見えていると祖母に叩かれて叱責されたことを覚えていると話し、ソビエト時代になってから女性は開いている服装も着れるようになったと語っています。
「私の不幸な人生を振り返り、私は若いころに死んでしまったらよかったのになと思います。」
「私は一生懸命働いた。私には休息や娯楽のための時間はなかった。」
「私たちは、地面を掘るかスイカを植えていました。私が働いていた時、私の日は1日ずつ動いていました。今は、私は生きません。私はただ引きずられています。」
ロシアでは、110歳以上になると主張する人たちがコクさんも含み37人いるそうですが、出生届などの証明書が時代の中で不明となり確認出来ない状態となっているとのこと。
現在、1901年5月2日うまれの日本人の都千代さんが、117歳で公式の世界最高齢とされており、公式に最も長生きしたとされているのはフランス出身のジャンヌ・カルメンテさんの122歳と164日間だそう。
SNSでは、「かわいそうなお婆さん」「肯定的より否定的な考えの方が、長生きの秘訣になるのかもしれない」「おばあさんは、とても若く見える」「お婆さんは幸せな日々を忘れてしまっただけだと思う」「悪い日のせいで良い日を忘れてしまうものだ」「彼女はなにかを愛せるはず」などのコメントが寄せられています。
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